組立方法
多少のコツも必要ですが、組立ては簡単です。(約1時間で完成)
めったに味わえない、 檜風呂の組立てをお愉しみください。
完成後の愛着もひとしおです。
■ 組立に必要な工具
■ ゴムハンマー
■ 17mm スパナ(先端が開いたもの)
※先端が丸く閉じたレンチは使えません
■ ペンチ
■ メジャー
■ 雑巾かタオル
■ 軍手
※ 組立に必要な工具は、お客様の方でご用意
ください。(ホームセンターや100円ショップな
どで手に入ります)
■ セット内容 ※ 写真は、1人用 たまご形 (無節)です
■ 底板・・・1枚(完成品・排水栓付き)
■ 側板・・・1人用は31枚、2人用は41枚
■ ステンレス・タガ・・・3セット
■ 排水栓用金具(ヒートン・クサリ)
■ マスキングテープ、他
■ 組立(1) 側板のはめ込み
■ 完成品の底板の周囲に、側板(そくいた)を
はめ込んでいきます。
■ この時、ゴムハンマーで軽くたたきながら、
隙間無くピッタリはめ込むのがコツです。
■ 途中で側板がはずれないように、付属のマ
スキングテープで仮止めします。
■ 側板は、すべて共通サイズです。
■ 側板は1人用が31枚・2人用が41枚です。
■ 組立(2) タガ締め
■ 側板には、あらかじめタガ取付位置の目印
が付いています。
■ 目印に合わせて側板にタガを取付け、
ナットで締めつけます。(全部で3セット)
※ タガ締めは、お2人での作業をおすすめし
ます。タガで側板を傷つけにくく、取付けの
位置決めやナット締めもスムーズです。
※ ナットの締め付けは軽い力で十分です。
水による木の膨張で、タガは自然にかたく
締まります。
■ 組立(3) ゴムハンマーでたたいて完成
■ タガ締めの後に、側板の下側部分を外から
ゴムハンマーでたたいてなじませます。
■ たたきながら2~3周すると、接合部がより
密着し、隙間もほとんど無くなります。
■ さらに浴槽を傾けて、底の裏側の隙間を
チェックしてください。隙間があれば、ゴム
ハンマーを使って密着させます。
■ なじんで密着するとタガがゆるむので、
再度タガのナットを締めます。
■ これで完成です。組立時間は個人差があり
ますが、目安として約1時間です。
※ 1~3mm程度の隙間は、水による木の膨張
で自然に密着して閉じます。
■ 慣らし期間 お湯を入れて約2日間
■ 組立後に、2日間ほどの慣らし期間が必要です。水分による木の膨張で接合面をなじませて水漏れ
を防ぐ、大切な工程となります。
■ 組立てた浴槽に、熱いお湯を底から10cm位まで入れて半日置いてください。接合部の隙間から多少
水漏れすることがありますが、木の膨張により自然に止まります。水位が下がった場合は、また熱い
お湯を継ぎ足してください。
■ 半日後に水漏れがないのを確認してから、水を入れて満水状態にし、さらに1日置いてください。
■ 翌日に水漏れがないのを確認し、慣らし期間の終了となります。檜風呂をお愉しみください。
※ 水漏れがなくても、木の水分吸収や自然蒸発によって、浴槽の水位は1晩で5mm前後下がります。